目次
「ジャングルの奥深く、木々が話し始める恐怖……本物の地獄がここにある」
「前作の良さを引き継ぎつつも、バグとサーバー問題で大荒れのベトナム戦線!」
『Hell Let Loose: Vietnam』は、Expression Gamesが開発し、Team17がパブリッシングを行う、ベトナム戦争を舞台にした50対50の大規模マルチプレイヤーFPSです。
第二次世界大戦を描いた名作『Hell Let Loose』の正統な後継作として、ヘリコプターによる航空支援や、ベトコン(NVA)のゲリラ的なトンネル構築など、ベトナム戦争ならではの新要素を引っさげてリリースされました。しかし、Steamでの評価は現在「賛否両論」。ジャングルでの白熱した戦闘が評価される一方で、「サーバーに入れない」「AMD環境でクラッシュする」などの技術的な不満が爆発しています。本作は本当にプレイする価値があるのか?戦場から生還したプレイヤーたちのリアルなレビューをもとに、忖度なしで徹底解説します!
1. ゲーム概要・基本情報
| タイトル | Hell Let Loose: Vietnam |
|---|---|
| 開発・運営元 | Expression Games / Team17 |
| プラットフォーム | PC (Steam) |
| ジャンル | アクション / シミュレーション / ストラテジー / FPS |
| 価格 | 約3,800円前後 (※デラックスエディション等の展開あり) |
| 日本語対応 | インターフェース・字幕対応✔(音声は非対応) |
🏆 Mobgame評価スコア
- 総合スコア★★☆☆☆
2.5 / 5.0 - 没入感・戦場の雰囲気★★★★☆
(ジャングル戦の緊張感は抜群) - 連携・チームプレイの楽しさ★★★☆☆
(言語の壁やボイチャの不具合がネック) - 最適化・サーバー安定性★☆☆☆☆
(クラッシュと満員サーバーでプレイ困難)
👍 良い点(Pros)
- ベトナム戦争特有のカオスな戦場体験。見えない敵、飛び交うナパーム、ヘリコプターの爆音など、映画さながらの臨場感があります。
- 前作から進化した機動力とマップ。泳ぎや登攀(よじ登り)が追加され、複雑な地形を利用した戦術の幅が広がりました。
- プレイテスト(ベータ版)と比較して、フレームレートなどの基本的なパフォーマンスは向上しています(※環境による)。
👎 悪い点(Cons)
- 深刻なサーバー問題とマッチングの不備。「VIP枠」で埋まっていたり、キューに入れない、入ってもすぐ切断されるなど、まともに遊べない状態が続いています。
- AMD環境での致命的なクラッシュバグ。AMDのグラフィックボードを使用していると、起動直後やチュートリアルで確定クラッシュする問題が報告されています。
- 無駄に長いチュートリアルの強要や、強力すぎるコンソール版のエイムアシストなど、ゲームシステムへの不満も多いです。
1. 「未完成」の烙印を押されたアーリーアクセス状態
Steamレビューで最も多い批判が、「フルリリースと呼ぶにはあまりにもバグが多すぎる」という点です。前作を何百時間もプレイしたベテランですら、強制的に長時間のチュートリアルを受けさせられ、しかもそのチュートリアル内でスタック(地形に挟まる)してゲーム進行が不可能になるなど、散々な体験が報告されています。「あと半年は寝かせるべき」という声が多く、パッチが当たるまでは購入を控えるのが賢明な判断と言えそうです。
2. リアルさの欠如とゲームバランスの歪み
ベトナム戦争といえば「ブービートラップ(罠)」や「ジャングルに潜む恐怖」が醍醐味ですが、本作のヘリコプターは「地面に激突してもゴムボールのように跳ね返る」ほどアーケードライクな物理演算になっています。また、ベトコン側の「トンネル」が強すぎることや、コンソール(CS機)のエイムアシストが強力すぎて、草むらに隠れていても一方的に撃ち抜かれるというクロスプレイ特有の不満も相次いでいます。
2. 序盤攻略:ベトナムの地獄で生き残るための3つの鉄則
ゲームに接続できた幸運な新兵のために、初陣で味方の足を引っ張らないための基本を解説します。
Step 1:チュートリアルは「苦行」と割り切る
本作は、部隊長や工兵といった特殊なロール(役割)を選択するために、事前に専用のチュートリアルを完了することが必須となっています。面倒ですが、これをやらないと「普通のライフル兵」しか選べないため、ゲームが始まったらまずは我慢してチュートリアルを終わらせましょう。
Step 2:ボイスチャット(VC)による連携がすべて
『Hell Let Loose』シリーズは、個人のエイム力よりも「部隊長と司令官の連携」が勝敗を分けます。マイクを使って敵の位置を報告し、ギャリソン(スポーンポイント)の設置や物資の要請を絶えず行ってください。ただし、現在はアジアサーバーに中国語話者が多く、日本語での意思疎通が難しい場合があります。可能であればDiscord等で日本人のフレンドと小隊を組むのが理想です。
Step 3:トンネルとヘリコプターの仕様を理解せよ
NVA(ベトコン)側は、戦線の裏に素早く移動できる「トンネル網」を構築できます。アメリカ軍をプレイしている際は、常に背後からの奇襲を警戒し、敵のトンネルを見つけたら最優先で破壊してください。逆にアメリカ軍はヘリコプターによる物資輸送や火力支援が強力ですが、操縦には独特のクセがあるため、実戦前に必ず操作感を練習しておきましょう。
3. PC版推奨スペックと設定(クラッシュ対策必須)
Unreal Engine 5などの最新環境で構築されているため、要求スペックは高めです。特にAMDユーザーは以下の対策を必ず確認してください。
| 項目 | 推奨スペック (1080p/60fps 高設定) | 最低スペック (1080p/60fps 低設定) |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 (64-bit) | Windows 10 (64-bit) |
| CPU | Intel Core i5-12600K / AMD Ryzen 5 7600X | Intel Core i5-10600K / AMD Ryzen 5 3600X |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti / AMD RX 6900 XT | NVIDIA RTX 2060 Super / AMD RX 6600 XT |
| メモリ | 16 GB RAM | 16 GB RAM |
| ストレージ | 30 GB の空き容量 (SSD必須) | 30 GB の空き容量 |
RadeonなどのAMD製GPUを使用している場合、ゲームが起動しない・クラッシュする致命的なバグが報告されています。これを回避するには、Steamライブラリから本作を右クリックし、「プロパティ」>「一般」の「起動オプション」に以下のコマンドを入力してください。
-dx12 -USEALLAVAILABLECORES -malloc=systemこれによりDirectX 12モードで起動され、クラッシュが改善する可能性があります。
4. よくある質問 (Q&A)
Q. サーバーに入れないのですが?(VIP枠とは何ですか?)
サーバー一覧では空きがあるように見えても、実際にはコミュニティ運営者用の「VIPスロット」として予約されており、一般プレイヤーがキューに入れない(またはエラーで弾かれる)事態が多発しています。現状は、Ping順でソートし、何度もリフレッシュして入れるサーバーを気長に探すしかありません。
Q. 前作(WW2版)と比べてどうですか?
フルオート武器がメインとなり、ヘリコプターやトンネル網などの新要素が追加されましたが、銃の反動が軽すぎる、効果音がチープ、ベトナム戦争らしい罠(トラップ)がないなど、前作の硬派なシミュレーター路線を期待したファンからは厳しい評価を受けています。
Q. 今すぐ買うべきですか?
レビューの多くが「バグ修正とサーバー改善が行われるまで待つべき」と警告しています。どうしてもベトナム戦争のマルチプレイがしたい場合は、『Rising Storm 2: Vietnam』や『Arma Reforger』のベトナムMODを遊んだほうが現状は快適だと言われています。
5. まとめ・ストアリンク
『Hell Let Loose: Vietnam』は、ベトナム戦争の過酷なジャングル戦を描くという素晴らしいコンセプトを持ちながらも、最適化不足やサーバー問題、安易なゲームバランスによって自ら評価を落としてしまった非常に惜しい作品です。
前作がアップデートを重ねて名作へと進化したように、本作も今後のパッチ次第で大化けするポテンシャルは十分に秘めています。しかし、現時点(リリース直後)ではまともにプレイすることすら困難な場合が多いため、購入は「不具合覚悟で開発を応援したい」という熱心なファン以外はステイするのが無難でしょう。
6. 関連商品・おすすめ周辺機器
ジャングルに潜む敵のわずかな足音を聞き逃さず、味方と連携して地獄を生き抜くためのおすすめPC周辺機器をご紹介します。
🎧 高性能 ゲーミングヘッドセット
本作は視界の悪いジャングル戦がメインとなるため、「どこから撃たれたか」「敵がどのブッシュに潜んでいるか」を音で察知することが生死を分けます。また、分隊長や司令官とのボイスチャット(VC)が必須となるため、クリアなマイクと定位感に優れたヘッドセットは絶対に欠かせない装備です。
🖥️ 144Hz対応 ゲーミングモニター
草木に同化しているベトコン(NVA)のわずかな動きや、マズルフラッシュ(発砲炎)を見逃さないためには、残像感の少ない高リフレッシュレートのモニターが役立ちます。暗いジャングルの視認性を上げる「ブラックイコライザー」機能が搭載されたモデルが特におすすめです。
🖱️ 軽量 ゲーミングマウス
突然の接敵や、ヘリコプターの旋回操作など、素早いエイムと視点移動が求められるハードコアFPSです。長時間の戦闘でも手首が疲れにくい軽量マウスを使用し、少しでもコンソール(エイムアシストあり)のプレイヤーに対抗できる環境を整えましょう。
